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★親族に20億円騙し取られた森光子、実兄のせいで数億円失った江川達也…家族とお金の話

無題

 それ以上に悲惨なのが、マンガ家の江川達也氏。「婦人公論」特集記事『「お前の金は全部俺のもの」と言われて 血を分けた兄と泥沼の裁判を続ける理由』によれば、マンガ家として成功している裏で、父親の遺言がなかったことをきっかけに、実の兄との壮絶な裁判が15年にもわたって続いているというのだ。

 名古屋では長男を優先する傾向もあって、兄はなんでも買い与えられる日々だったという。「兄はほしいものが買い与えられないと、ヒステリックに怒り散らし、買ってもらえるまで執拗に要求し続けます」。なんでも買い与えられる長男と、絵が得意で自分で漫画を書き始め、お金のかからない弟という構図だ。

「その状況は高校を卒業しても変わらず、兄は年間の授業料が1000万円程度という名古屋の私大の歯学部に、私は14万円程度の国立大の数学科に進学しました。兄は6年間大学に通い、『歯医者にはなりたくない。研究を続けたい』と大学院に4年在籍した後、さらに大学に残った。(略)私は卒業後に中学校の数学常勤講師を半年、名古屋を離れ上京し漫画家のアシスタントを半年務めました」

 その頃、母親は通っていた指圧の先生から地元の小さな宗教団体を紹介され、入信。続いて兄も入信。宗教の影響でしばらくは兄も落ち着いた性格になっていたが、問題が起きる。

「12年歯学部にいた兄に研究室でのポストがなかった。そのことで担当教授ともめた兄は、母に対して『歯学部に行けと言ったのはお母さんだ。どうしてくれるんだ! 責任をとれ! どうにかしろ!』と怒りをぶつけたのです。来る日も来る日も逆上した兄にののしられ続けた母は、胃がんを患い、それから間もなく亡くなりました。91年、私の結婚式の2日後のことです」

 江川は母に泣きつかれ、経理を任せていたために「どれくらい貯まったか調べたら、数億円あるはずのお金がまったくない。(略)どうやら母は前述の宗教団体へのお布施で、すべて使い果たしてしまった。その母にお布施を強要し続けていたのは、兄だったのです」

兄に事情を聞くと「『俺は人類を救う研究をしている。年間1億円かかるところを1000万円でやってやってるんだ! 俺の研究に1億かかるのは常識だ』と鬼のような形相で怒り出しました」。

 研究をやめるように言うと、「すると今度は『損害賠償だ!』と言い出した。『俺はノーベル賞を取るんだ。数兆円を稼ぐんだ。やめさせるなら数十億、数百億の損害賠償を請求する』と。私は恐怖しました」

 父親も兄から執拗に「財産をすべてすぐに渡せ」と迫られた末にがんで亡くなり、その財産をめぐり、裁判を起こすことになった……というのが壮絶な経緯なのだ。

 裁判は終わらせないつもりだという。

「なぜ、裁判を続けるのか。裁判が終われば、必ずまた兄が執拗に金を要求し、『お前の家族を殺してしまう』と言ってくると思うからです。私が死んだら妻や子どもが標的にされるでしょう。『俺の金を返せ。数兆円だ』とどこまでも追ってくるでしょう。兄が死ぬまで私は、生きて、家族を守るつもりです」」

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管理人コメント

兄は家族から甘やかされて育ち
親に対して恩を仇で返すのか・・・
江川先生は本当に辛い思いをしてきたんですね

子どもは甘やかしたら
ろくな大人にはならないな
 
suzufute